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Journal

クライマークス社員のノウハウを、コラム、ケーススタディ、インタビューなどでご紹介

@RefreshRoom

 

若手で、SNS、始めました(前編)

参加者プロフィール

  • ディレクター 草野

    ディレクター
    草野

  • ディレクター 鈴木

    ディレクター
    鈴木

  • ディレクター 秋山

    ディレクター
    秋山

  • デザイナー 吉川

    デザイナー
    吉川

  • デザイナー 松田

    デザイナー
    松田

  • デザイナー 本守

    デザイナー
    本守

クライマークスのリフレッシュルームで聞こえてくるような、「雑談以上、プロジェクト案件未満」の話。
2023年6月、クライマークスはXとnoteを始めました。これを立ち上げ、運用しているのは、入社間もない若手社員。今回、そのメンバーにPR編集室※が話を聞きました。まずは前編です。
※クライマークスの自社コンテンツ制作を手がけるチーム。この「@RefreshRoom」もこのチームが手がけています。

経験も浅い、入社後1年以内のメンバーが中心に

まずは、そもそものところから話を聞きたいんですけど。

中村

そもそもは、僕もメンバーであるPR編集室で、「今までの延長でなく、次のWebブランディングを考えていきたいね」「じゃあ、入社年次の浅い人たちに任せたら新しい発想も期待できるよね」みたいに始まったんですよね。

そうですね。

中村

だから、メンバーを募った自分のメールは、経験が浅い人が手を挙げるだろう(挙げるしかない)ものになってる。それを送ったのが2023年2月。

鈴木

メールは、確か「全く新しいことをやる」みたいな内容だった気がするんですけど。
ちょうど僕が入ってから1年経つぐらいのタイミングでしたね。1年間やってきて、先輩方に教えていただくことがどうしても多くて。自分でやるにしてもやっぱり1回相談する形で1年間進めてたんですけど、一度先輩に頼らず自分でやってみたいなと。なので、すぐ中村さんにChatで「やります」と応えました——というより、所属チームのマネージャーである中村さんから来たメールだったんで、断る選択肢はなかったっすね、僕には(笑)。

本守

私は、入って1年経たないぐらのときでしたね、メールが来たのは。業務的に空いた時間もあったりして、何かやりたい状況でした。
「雑用でいいのでやらせてください」って中村さんに返信しました。何をやるかわからなかったし、私ができることも少ないだろうと思ってたので、皆さんのサポートができればいいなと。デザイン歴も1年ちょっとぐらいしかない状態だったの、ホント、学ばしてもらおうって気持ちでした。

秋山

私は入社2ヶ月目ぐらいのときに、メールが来た感じです。まだ、メインでの担当案件もなかったですし、他の部署の人たちと部署をまたいで関われる機会なので、ぜひ参加させてくださいと。
私も本守さんと同じで、何するかとかマジでわからなかった。私は3年くらいCMS開発会社でディレクターをやっていたんですが、よりシステマチックな世界なんで、クライマークスがやってるようなことはやってこなかったのが正直なところでした。自分ができることもないと思ったんですけど、交流を深めたり、知り合いができたら嬉しいぐらいの感じで参加しました。

草野

私も秋山さんと同じような感じ。入って半年ぐらいだったんですけど、クライマークスはリモートワークということもあり、社内のメンバーでも顔を知らない方もいて。メールを送ってもらった中村さんもよく知らず(笑)。でも、楽しそうだし、横のつながりがこの機会に増えたら嬉しいなって手を挙げました。
前職はWeb制作会社にいたんですけど、それも半年ぐらい、かつ運用の本当にかじりぐらいみたいなことしかやってなかったような状況でした。こういう社内プロジェクトも全く初めてでしたね。

吉川

私は入って丸5年——

中村

そう、吉川さんが来ると思わなかった(笑)。

吉川

すみません、ひとりフレッシュじゃなくて(笑)。

中村

いや、でも、経験値がある人が来てくれて、結局、いろいろ助かったんだよね。

吉川

私は、当然もう案件もいっぱいやっている状態。で、メールを見たんですけど、よく考えたら、プロジェクトに何も決まってない段階から参加するのは初めてだなって。デザイナーとしてゼロから参加してみたい、デザイナーがプロジェクトの最初から入るとどう動けばいいかを確認してみたい気持ちがありました。
前職で一から入ったプロジェクトありましたが、単発で短いものだったんです。年賀状とか最初からつくるものが決まってるような。つくるものが何も決まっていないというのは、不安半分、ワクワク半分みたいな感じでしたね。
それと、皆さんと同じように、ディレクター中心に新しく入って来た人たちが参加するはずだから、積極的に交流したい気持ちもありました。デザインチームも居心地がいいんですけど、それだけだと視野が狭くなってっちゃう。新しい刺激を求めていたところもありました。

松田

メールが来たのは、ほぼ入社して1年経つんじゃないかぐらいのときですね。案件もそこそこ、ちょいちょい入ってる感じ。
私も吉川さんと同じく、実案件でコンテンツを考えるところから入ることは少なくて。やったとしても、デザイナー的にどう思うかみたいな感じなので、一メンバーとしてアイデア出しから入れるのは面白そうだなと思いました。
あとは、皆さんと同じように、もっとコミュニケーション取りたいのもあって参加した感じです。
ここ来る前は広告など紙系のデザインを主にやってました。クライマークスに入社後、Webブランディングに関することとか、いろいろ勉強会もあったんですけど、理解はまだまだって感じでした。

members

クライマークスは、まだWebブランディングが十分じゃない
アートディレクターに話を聞く

2月にメールが来て、すぐにみんなで集まった感じ?

秋山

そうですね。2月のアタマにはもう集まってます。

で、中村さんが、プロジェクトの取りまとめとかをやったと。

中村

そうっすね。ただ、ホントに話を取りまとめたり、軌道修正ぐらい。何をやるかとかは、本人たちに決めてもらいました。

鈴木

最初は、もうSNSをやるとかも全然決まってなく。最初はタカさん(代表取締役の齊藤)から「今のサイトとかコンテンツに全く縛られずに、Webでのブランディング力を上げることを考えてほしい」「潜在顧客層のファンづくりをしたい」みたいなテーマ、リクエストだけがある状態。じゃあ何やりますかってところからのスタートでした。
プロジェクト進行についてもわからなかったんで、中村さんから「まずここからやってみたら?」みたいにアドバイスをいただいて、その方針で進めてみて、次の会議でまた「次こういうことやってみたら?」と助言をいただきつつ、みたいな。

松田

タカさんからのテーマを紐解く時間がすごい長かった気がする。みんなで分節に分けたり。

吉川

そうそう、「Webブランディングとは?」とか「潜在顧客とは一体?」とか。すごく定義する時間が長かった。

秋山

そのうち、そもそもクライマークスのこともよく知らないのに、会社のブランディングとかできなくない?ってなりました。じゃあ、長く在籍しているアートディレクター(AD)やプロデューサーに教えてもらおうと。

鈴木

最初はADですね。そもそもWebブランディングについて、僕らもよく分かっていなかったんで、そこから教えていただく会を開きました。
教えてもらいつつも、ADからも質問を投げかけられて。「入社前、クライマークスのことをどう思ってた?」とか「今のサイトについてみんなどう思う?」とか。そのとき、自分たちの視点っていうのも大事なんだなと思いました。僕たちはクライマークスに最近入った人が多いから潜在層に近い。僕らが思ったこともWebブランディングに関わるんだなって。

秋山

AD曰く、「クライマークスはまだまだWebブランディングができてないんだ」と。あ、そうなんだ、そこから私たちも考えていかなければいけないんだって思いました。クライマークスのWebブランディングの一端を、自分たちが担わなきゃいけないっていうテーマの大きさを感じましたね。

吉川

実案件で、Webブランディング的なことをやるときって、ロゴとかパーパスとかが揃っていることが多いじゃないですか?そういう材料をもらって、Webとしてはこうだってアンサーを出すことが多いと思うんですけど、それがない——もちろん、ブランドブックとかはあるんですけど、とはいえ、手がかりにするものがまだほとんどないんだなってわかりました。

吉川

実案件で、Webブランディング的なことをやるときって、ロゴとかパーパスとかが揃っていることが多いじゃないですか?そういう材料をもらって、Webとしてはこうだってアンサーを出すことが多いと思うんですけど、それがない——もちろん、ブランドブックとかはあるんですけど、とはいえ、手がかりにするものがまだほとんどないんだなってわかりました。

members

※プロジェクト当初のミーティング

統一されたブランディングをしていないからこそ自由

鈴木

次はプロデューサーに話を聞きました。フロントでお客さんに会社のことや自分たちの強みを提案をしてる人たちですね。

吉川

やっぱりプロデューサーから生の声を拾っていかないと、クライマークスのブランディングは完成しないと考えて。

松田

ファンとは何かみたいなときに、結局、獲得したいファンは何かを明確にしないといけないですしね。
でも、話を聞いたら「クライマークスは統一されたブランディングをしてない。だからこそ、みんな自由」みたいなことを言われて(笑)
。「同じ考えで動くというよりは、みんなが自由に自分の意思を持って動いている」とか。いろんな人から、別の言葉でしたけど、同じようなことを言われました。

本守

そうそう。ただ、そこで、それぞれのプロデューサーがどんな思いで自分たちが仕事をしてるかがわかりました。「お客さんが求めていることに答えれないんだったら、そもそも仕事は受けない。お客さんのためにならないから」とか。え、そうなの?みたいな驚きがありました。いい意味で衝撃でしたね。話をお聞きし終わった後、「私、すごくいい会社に入った!」ってずっと言ってた気がする(笑)。

吉川

「ライバルとか教えてください」みたいな質問もしたけれど、想定と違って。特に、どこかの会社に強くライバル心を燃やしているっていう感じじゃないんです。「あそこだけには絶対負けない!」みたいなところがあるのかなって思ってたんですけど、そういうところはなく。競合もわからないっていう(笑)。

本守

そう。クライマークスの強みもすごく聞きたいことの一つだったんですけど、「メンバー一人ひとりが強み」みたいな話で(笑)。

吉川

その質問を決めるのも頑張ったのにね……

本守

そう、みんなでめちゃめちゃ考えたのに(笑)。

秋山

会を重ねたのに、答えがわからなくなっていくという(笑)。
その代わり、「クライマークス全体っていうよりは、『クライマークスのあの人に相談しよう』って関係を目指してる」とか、「お客さんと自分との信頼関係をしっかり築くのが一番大事」って話をしてくれました。言われてみれば、ADも「会社としてのブランディングがはないけれど、個人個人は強みがある」と言っていたなと。
クライマークスは人が強みで、それを目指しているのかもみたいなところがわかりましたね。一人ひとりが強みなんだって。

鈴木

そうですね。でも、お話としては理解できたんですけど、Webブランディングとしてどうしよう?っていう(笑)。

鈴木&本守

(後編へ続く)

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