コラム

2022年5月18日

デザイナー Yデザイン部

「かわいい」だけじゃない！保護者のニーズに寄り添った幼稚園・保育園サイト

クライマークスは大学や高校など、教育分野での構築経験が豊富です。今回は弊社が担当した桜美林幼稚園サイトを中心に、保護者に寄り添った幼稚園・保育園サイトをピックアップします。

1.キャッチコピーで施設のコンセプトを表現する

Topページのキービジュアルは、最初に目にするエリアのひとつです。キャッチコピーを置くことで、施設のコンセプトを一言で伝えることができます。
ターゲットである保護者の興味・関心をひくことができれば、施設の詳細が記されている下層ページや、入園案内ページへ誘導できる確率も上がります。

事例１：桜美林幼稚園 様（弊社実績）

「子供たちには、平和を作り出す大人になってほしい」
平和教育の理念をコピーに取り入れ、同施設のコンセプトを明確に伝えています。

https://kids.obirin.ed.jp/

事例２：こどもの丘ナーサリー 様

「絵本読み語り教育で、心を豊かにする保育」
０歳から絵本読み語り教育を行っている施設独自の教育内容を表現しています。

https://kodomonooka-nursery.jp/

事例３：ほずみの森こども園 様

「いっぱい遊んで　いっぱい考えて　いっぱい学ぶ。」
遊びも学びも全力で体験できる期待感をユーザーにダイレクトに伝えています。

https://hozuminomori.jp/

2.施設のこだわりや教育方針を魅力的に伝える

幼稚園・保育園も多様化しています。子どもを預けるだけでなく、乳幼児期の貴重な学びの場と考える保護者も多く存在します。施設ならでは魅力を伝えるページを用意することで、保護者へ教育方針や思いを正確に伝え、施設への理解を深めてもらうことができます。
ページの構成は施設によってさまざまですが、以下の施設のコンテンツは、特徴をナンバリングすることで効果的にまとめています。

事例１：桜美林幼稚園 様「6つの魅力」（弊社実績）

https://kids.obirin.ed.jp/fascination/

事例２：いまむらこどもえん 様「いまむらの取り組み（01～08）」

https://www.imamura-gakuen.ed.jp/effort/

3.写真で施設の雰囲気を伝える

施設で子どもたちが過ごすリアルなイメージや、充実した保育環境を訴求すれば、保護者に強い印象を残し、興味を喚起できます。
実際に子どもたちが施設で過ごしている様子や、設備の写真をできるだけ多く掲載しましょう。
トップページのキービジュアルだけでなく、下層ページにもコンテンツと関連した写真を掲載していきましょう。
「1日の流れ」「年間行事」「施設紹介」「給食」などのコンテンツの写真を充実させることも重要です。

4.入園案内ページの導線はわかりやすく

保護者に興味を持ってもらえても、入園案内までの導線や募集要項がわかりにくければ、願書の受付まで進んでもらえません。
入園案内は目立つようにグローバルナビに導線を張り、募集要項は漏れなくしっかり記載しましょう。
その他にも「入園の流れ」や「よくある質問」といった、疑問や不安の受け皿となるコンテンツを用意することで、より手厚いご案内をサイト上で行うことができます。

5.保護者とのコミュニケーションを効率化

育児中も、親がフルタイムで働くことも多くなりました。遅刻・欠席連絡や日々の連絡帳、お便りなどもオンライン化が進んでいます。
「お知らせ」ページを充実させたり、保護者専用ページやSNS、外部のアプリやソフトなどのサービスを活用する施設が増えてきました。保護者との密なコミュニケーションや、施設で働く先生たちの負担を減らすためにも、ツールを柔軟に活用していきましょう。

事例：桜美林幼稚園 様（弊社実績）「保護者専用ページ」

https://kids.obirin.ed.jp/parents/

最後に

いかがでしたでしょうか？さまざまな保育施設がある中で、webサイトは施設の独自性や透明性をアピールする場としてとても有効です。