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Journal

クライマークス社員のノウハウを、コラム、ケーススタディ、インタビューなどでご紹介

お客様の声

 

クライマークスに決めたのは、組織で取り組む姿勢と「本気度」が好印象だったから。

1928年創業。商社でありながらメーカー機能も併せ持ち、現在は6事業で約5,000社にビジネスを展開する三谷産業。クライマークスは、同社のコーポレートサイトリニューアルを担当しました。
今回、リニューアルプロジェクトを進めていた同社のお二人に、クライマークスプロデューサーがインタビュー、当時を振り返っていただきました。

※座談会はマスクを着用し、ソーシャルディスタンスや換気に十分配慮しました。撮影も可能な限り短時間で行いました。

三谷産業株式会社
取締役広報担当 兼 経営企画本部長: 内田大剛さま
経営企画本部 PR企画室長: 木下浩之さま
クライマークス
プロデューサー: 塩田

課題・背景「何をやっている企業かわからない」という投資家の声

塩田

本日はありがとうございます。すでに弊社CaseStudyコンテンツ(https://www.climarks.com/column/casestudy/20211006.html)にも掲載していますが、本日はコーポレートサイトリニューアルリニューアルプロジェクトを、御社の視点で語っていただければと思います。
まず、改めてですが、リニューアルの背景、課題をお聞かせください。

内田

第一には、投資家への訴求力向上です。弊社は商社以外のメーカー機能も併せ持つなど事業が多角的ゆえに、投資家の方たちから「何をやっている企業かわからない」とご指摘され続けていたんです。そのため、株式市場での訴求、パフォーマンスを向上させるのは急務でした。
また、2011年に公開された前コーポレートサイトのデザインは、当時すでに古い印象がありました。
それに、金沢、北陸での知名度はありましたが、それで満足していたわけではなく、全国区での知名度を獲得したいという思いもありました。
こうしたことから、前サイトの課題を木下と洗い出し、まずは三谷産業は何をやっているのかをしっかり投資家、お客さま、仕入れ先などステークホルダーに訴求、理解してもらう必要があるとの結論を得たんです。

木下

採用面でも、チャレンジする企業像などをサイトデザインで端的に訴求、求職者に好印象を与え、優秀な人材を獲得したいという思いもありました。
新しさとかチャレンジングな姿勢みたいなものを感じられるようにしたかったですね。

内田

それと、当時は社長交代を控えていた時期にあたります。
僕たちは経営企画として、どういう会社、ブランドにしたいかを、当時常務だった現・三谷社長とコミュニケーションを重ねていました。それら、これからの三谷さん場が目指すものと現サイトを照らし合わせたときに、社長が形成したいイメージと現サイトはかけ離れたものだったんです。
以前からサイトを変えたい思いはありましたが、タイミング的には社長交代が直接のきっかけとなり、リニューアルプロジェクトを立ち上げました。

三谷産業 内田さま、木下さま

三谷産業 内田さま、木下さま

提案2社コンペ。社長は即決でクライマークスだった。

木下

コンペに関しては、まずは、5社ほどにオリエンテーションを行いました。プレゼンテーションまでしていただいたのは、クライマークスさん含め2社です。

内田

僕がクライマークスさんで印象に残っているのは、初回オリエンテーションのときに、塩田さんと社内のコピーライターさんとで来られたこと。
僕らとしては、「何をやっている会社か」やチャレンジングな企業像などを伝えるため、ライティングを非常に重視していたので、コピーライターさんと直接会話ができるというのは非常に好印象でした。
さらに、次のミーティングでは他の方も同席されました。「この会社は組織として取り組むんだな」という印象を受けましたね。

塩田

「本気度の表れ」みたいな感じですかね?

内田

ほんと、そうですね。

木下

プレゼンテーションにも、5名で臨まれてそれぞれの立場から提案をいただけましたよね。
企画書の中では、「どんな企業像を伝えるか」に対して「Beyond 商社」という明快なコンセプトで言語化していただいた。まさに、自分たちのビジネスは商社の枠組みを超えるものでしたからすごく納得しました。そして、そのコンセプトからデザイン面での印象まで一貫したご提案だった。デザインも攻めたもので、自分たちが打ち出したいものを表現していただけそうと感じました。

塩田

御社の「何をやっている企業かわからない」という課題をどう解消していくかは、弊社内でずいぶん議論しました。で、異なる二つの要素を並べることで多様な企業像を訴求するという、現在のデザインになったんです。

木下

なるほど。2社にご提案いただいたわけですが、三谷社長は即決でしたね。

内田

確かにそうだった。
三谷社長はコンテクストを重視するタイプです。僕らが日ごろコミュニケーションするときも、ある事柄に対してまずは前提などをきちんと共有、そのうえで本題に入るよう心がけています。
御社の提案も、デザイン説明などに入る前にリニューアルの目的や現行サイトの課題の整理などをきちんと僕たちに伝え、共有したうえで提案していこうという姿勢が見られた。「なぜ、このデザイン、このコピーの位置か」なども、ご説明いただきましたよね。そういうのが、三谷社長には好印象だったようです。

塩田

三谷社長のことは、事前に記事など調べまくりました(笑)。それで、どんな考え方をお持ちで何を大事にされるかなどを考えてご提案に臨んだんです。

内田

それも結局、「本気度」の表れだと思うんですよね。

情報設計・構築炎天下のベトナムで、いっしょに撮影に臨む。

塩田

情報設計フェーズで覚えてらっしゃることはありますか?

木下

当時、経営企画のメンバーは全員が忙しく、またWebの知見も十分にない状態でした。そんな中で、既存サイトの構造やコンテンツとつくろうとしているサイトの比較、あるいは各ステークホルダーのペルソナとそれに向けたフロー、デバイスの変化に対応したUIなど、一つひとつ目的や意味をていねいにご説明、進めていただいた記憶があります。

塩田

構築フェーズで印象に残っていることは?

木下

事業内容をしっかり訴求、説明するために、一事業セグメントずつ責任者にヒアリングしてコンテンツを作成していただきました。事業責任者としっかりコミュニケーションを経たうえでプロジェクトを進められてよかったし、事業について改めて言語化していくいい機会にもなりました。

塩田

ベトナムに、内田さん、木下さんと、私、弊社ディレクター、カメラマンで行って、撮影をしましたよね。

木下

ああ、その記憶が一番強い……(笑)。

塩田

朝、7時にホテルロビーに集合、マイクロバスで1時間かけて撮影場所へ。そこから炎天下の中で1週間撮影をしたという(笑)。

内田

雨も一切降らずね(笑)。
うちはベトナムと関係が深いのに、きちんとした撮影をこれまでしてこなかった。工場のスケール感なども伝えたかったし、Webサイトに活用できなくても他で使えるからと決行しました。

木下

実際、株主総会や会社説明会、また冊子の会社案内などでもベトナムで撮った写真を多用してますね。
※本コンテンツのメインビジュアルもこのとき撮影された写真を使用

(左)三谷産業 木下さま (中)三谷産業 内田さま (右)クライマークス 塩田

(左)三谷産業 木下さま (中)三谷産業 内田さま (右)クライマークス 塩田

リリース・リリース後これからも「尖ったプレイヤー」である姿を訴求していきたい。

塩田

サイトが完成したときのお気持ちや、社内外の反響などを教えてください。

木下

サイトのイメージが全く変わって、三谷産業がこれからどういう会社として存在していきたいかを表現できた。達成感を感じましたね。また、自分たちのことを自分たちで再定義することにもなり、会社にとって大きな節目になったかなと思います。

内田

リクルート面で、応募者の印象が変わったと聞いています。自分もリクルーティング活動をやっていますが、「初めは『お堅い会社』という印象だったが、Webサイトを見てチャレンジングなことをやっているという印象を持ち、興味を持った」と話す人は多いですね。

木下

あと、これはリニューアルに着手する時点では考えていませんでしたが、弊社主催でビジネスコンテストを開催、ベンチャー企業との協業に積極的に取り組むようになりました。型にはまった印象の会社のビジネスコンテストって、面白くなさそうじゃないですか?そういう意味で、ベンチャー企業に対しても先進的、チャレンジングな会社と印象付けられるのでよかったなと思います。

塩田

おかげさまで、リリース後もお付き合いを続けさせていただいてます。

木下

そうですね。ご提案のときからかもしれませんが、クライマークスさんには発注したことに対して回答いただくというより、もう少し踏み込んだ関わり方をしていただいていると思います。
こちらの言ったことを広げて、新しい切り口でのコンテンツ提案、参考サイト紹介などもしていただいてます。

塩田

弊社も、内田さん、木下さんから、採用サイト制作プロジェクトをご紹介いただきました。お二人を始めとする経営企画と人事のどちらとも関わり、両方の観点から御社を考え提案していくことで、私たちも成長させていただいてます。
最後に、今後の展望を教えてください。

内田

大手商社とは異なるフィールドで勝負している、「尖ったプレイヤー」である姿。これを伝えていくことは、サイトリニューアル時から変わりません。
それに加えて三谷産業は、プライム市場を選択するとニュースリリースを出しました。上場維持基準を満たし続けていくためには積極的に情報開示をし、株式市場でのプレゼンスをあげていかなければなりません。
僕も広報担当役員として、三谷産業の取り組みについて知ってもらえるわかりやすいコンテンツづくりを継続し、どう広く認知していくかを考えていく必要があります。
こうした広報活動全般について、クライマークスさんには今後もお手伝いいただけたらと思います。

木下

コーポレートサイトに関しては、ユーザー、流入経路ごとに導線を分析、コーポレートサイトとして目指すパフォーマンスが何で、それをどう実現していくかなど、KPIを設定しながら改修を進めていこうと思っています。
また、三谷産業が発行する、雑誌とWebで情報を発信する複合メディア「Carbon」を起点に、三谷産業全体のブランディングになるようなストーリーも描いていきたいと思っています。
これらについて、クライマークスさんには引き続きお力添えをいただきたいですね。

集合写真

Web制作

大規模コーポレートサイトからサービスサイトやサテライトサイトまで、アートディレクションと情報アーキテクチャ設計を融合した、クリエイティブで訴求力の高いサイトを構築します。また、フロントエンドのみならずバックエンドのシステム構築、デジタルマーケティング支援までを総合的に提供しています。

コーポレートサイト制作

ターゲットユーザーすべてを見据え、競合他社を圧倒する企業・サービスのブランディング確立を目的としたコーポレートサイトを制作します。

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