コラム
ディレクション部 ディレクター M
新人WebディレクターがチェックしておきたいWebサイト30選
Webディレクターという仕事は、プロジェクトマネジメントを円滑に遂行するために多くの知識・経験が必要となります。Webディレクターを10年ほど続けてきた私個人としては、何より広く浅い知識が必要だと実感しています。
※ポイントは、とりあえずは浅くてもよいという点です。まずは、多岐にわたる広い知識を得ることが大切です。
業務の中で、知らないワードが出てきたら、その度、調べる(ググる、関連書籍などを読む)→知る→自分の知識にするという学習も必要ですが、普段から、効率的にタイムリーで上質な情報を収集していくクセをつけることも必要だと思います。
今回は、そんな情報収集に最適なWebサイトをご紹介してみたいと思います。
目次
Webディレクターってどんな仕事?
今やWeb制作に欠かせないSEOとは?
SEOを理解したら、Webマーケティングの知見を広げよう!
Web、IT業界全体の最新動向をチェック!
Webデザインのトレンドをチェック!
コーディングに関する知識も広げてみよう!
Webディレクターってどんな仕事?
新人Webディレクターのみなさんは、Webディレクターとはどんな仕事なのか具体的にイメージできますか。
そもそもWebディレクターとは何なのかというところから、業務上のノウハウなど自身のスキルアップにも役立つ情報満載のWebサイトをご紹介します。
基本編
1.Dir-LABOディレらぼ
http://www.webdirector-guidbook.com/
全研本社株式会社が運営する現役WebディレクターによるWebディレクターになりたい人のためのサイトです。Webディレクターになるために役立つ情報がまとめられているので、初心者の方は是非一度、目を通してみてください。
2.Webディレクターズ マニュアル
クライアントへの提案資料などのテンプレートから、日々の仕事の効率化方法、ワイヤーフレームの基本や導線設計のメソッド、果てはPPC&SEOの基礎応用までいろいろと網羅されているWebディレクターのためのオンラインマニュアルです。
3.schoo(スクー)
Web関連知識だけでなくビジネススキルなど幅広い授業を動画で学べるサービスで、一部無料公開されている授業もあります。
スキルアップのために、研修に参加したり書籍で勉強したい気持ちはあるけれど、時間がなかったり、何から手をつければよいのか分からない……そんな人におすすめのサービスです。
番外編
4.COPILOT BLOG
株式会社コパイロットは、Web業界でも珍しく、社内に制作体制を持たない会社です。同社が手がけるメディアも、プロジェクトを成功に導くことができる人を増やすために、プロセスや仕組みを追究し続けるというプロジェクトマネジメントに特化したユニットならではの内容です。
プロジェクトマネジメント・ナレッジマネジメント・組織づくりについて、読み応えのある記事が揃っています。
5.Slide Share
世界中のプレゼン用資料などのスライドがWeb上で閲覧できるWebサイトです。
実際に、セミナーやイベントなどで使用されたスライドが多いので、簡潔にまとめてある資料が多く、資料作りの参考になるかと思います。
今やWeb制作に欠かせないSEOとは?
Webサイト制作を行う際に、必ずと言っていいほど、考慮が必要となるSEO施策についても基本を理解して、その最新動向にも目を向けておく必要があります。
基本編
6.SEO HACKS公式ブログ
https://www.seohacks.net/blog/
SEOコンサルティングで有名なナイル株式会社が運営しているSEOやコンテンツマーケティングに関するブログです。
イラストや図版、Google Analyticsなどのツールの画面キャプチャを用いて、分かりやすい内容となっています。
7.海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/
SEOと言えば、この人と言えるほど、国内SEOで有名な鈴木謙一さんが、海外SEO動向を含めて、SEOに関する記事を日々更新しているブログです。
タイムリーな情報を取得できるので、毎週チェックしてみるようにすると面白いかもしれません。
マスター編
8.Google ウェブマスター向け公式ブログ
https://webmaster-ja.googleblog.com/
その名の通りGoogle ウェブマスター向け公式ブログなので、SEOの公式な情報となります。
SEO対策に万全を期したいのならこのブログに紹介されている方法を押さえておけば問題ないでしょう。
Search Consoleなどのツールの仕様変更や検索結果に関する内容も随時公開されていますので、日常的にチェックする習慣をつけるとよいでしょう。
SEOを理解したら、Webマーケティングの知見を広げよう!
Webサイト制作は、作るだけで終わりではありません!
その後のPDCAによる運用も重要となります。
どれだけ素敵なWebサイトが存在していても、誰の目にも触れなければ、意味がありませんよね。
Webサイトは、ターゲットユーザーの目に触れて、はじめて本領を発揮しはじめるのです。
集客・接客・再来訪というWebマーケティングの知識まで広げてみましょう。
定番編
9.LISKUL
リスティング広告を中心としたWebマーケティング全般のノウハウメディアとして立ち上がった、Webマーケターのためのコンテンツを発信しています。
Webマーケターならではの課題解決の糸口が見つかるかもしれません。
10.MarkeZine(マーケジン)
翔泳社が運営する広告・マーケティングの最新動向を発信するマーケター向けの専門メディアです。
定期誌『MarkeZine』購読者(プレミアム会員)向けのデータダウンロードサービス『MarkeZine Stock(https://markezine.jp/stock/)』では、マーケティング・企画書に使えるデータ提供サービスも行っています。
11.電通報
広告業界の最新動向、コミュニケーション領域に関連する電通グループの先進の知見やサービス、ソリューションなどを紹介するニュースサイトです。
カテゴリが、クリエーター、プランナー、リサーチャー、コンサルタント、プロデューサーと分かれているので、職種別に探しやすいです。
12.AdverTimes(アドタイ)
『宣伝会議』で有名な株式会社宣伝会議が運営するニュースメディアです。
Webマーケティングに関する記事が多いですが、『すぐおわアドタイ出張所』などさらっと流し読みできるコラムも魅力的です。
13.宣伝会議デジタルマガジン
さらに、もっと深く幅広い情報が欲しいなら、『宣伝会議デジタルマガジン』もおすすめです。
時間とお金に余裕があれば、デジタル版プランで、「宣伝会議」「販促会議」「広報会議」「ブレーン」の4誌と合わせてチェックしてみるのもよいでしょう。
番外編
14.fresh trax(フレッシュトラックス)
サンフランシスコと東京に拠点を置くコンサルティング会社のbtraxが運営するデザインやイノベーションなどに関する最新情報を発信するメディアです。
本社がサンフランシスコなので、海外の最新動向を日本語の記事で読むことができる有難いサイトです。
15.アプリ マーケティング研究所
スマホとアプリに特化したマーケティング情報サイトです。
アプリ開発会社などへのインタビュー記事も、イラスト付きの図解で分かりやすく掲載されています。
Web、IT業界全体の最新動向をチェック!
Web、IT業界に関するあらゆる最新情報をキャッチアップしていくことも重要です。
ニュースメディアをうまく活用して、日々の情報収集に役立ててみましょう。
定番編
16.Web担当者Forum
Webサービスに関わるすべての領域に関する記事が掲載されています。
毎日更新されているので、新聞を読む感覚で日々チェックしてみましょう。
17.ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/
IT情報の総合ポータルサイトで、IT業界動向やトレンド、ネット上の話題など仕事や生活に生かせるネットニュースが満載です。
番外編
18.TechCrunch Japan
2005年にシリコンバレーでスタートした、TechCrunch(テッククランチ)の翻訳版として2006年から日本語でも展開されているニュースメディアです。
スタートアップに関する記事や、テクノロジー情報など幅広い記事を扱っています。
19.INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/
インターネットと情報セキュリティの最新ニュースメディアです。
○○○Watchと題して、様々なテーマのニュースを配信しているので、他のテーマの記事も覗いてみると面白いかもしれません。
Webデザインのトレンドをチェック!
急速な技術の進歩と共に、Webデザインのトレンドも移り変わりが早いものです。
常にトレンドをキャッチアップするためにも、国内外の様々なWebサイトを見ておくことも大切です。
基本編
20.81-web.com
国内のWebサイトを集めたギャラリーサイトです。
細かいディテールや動きに拘ったサイトなど、優れたデザインのWebサイトが掲載されています。
21.bookma!
感性を刺激するWebデザインギャラリーと謳っているだけあり、スタイリッシュなデザインが多く並んでいます。
22.MUUUUU.ORG
縦長の厳選されたWebサイトを集めたギャラリーサイトです。
23.RWDJP
「レスポンシブWebデザイン」とGoogleで検索すると1ページ目に表示されるギャラリーサイトです。実は、弊社チーフデザイナーの個人サイトで、多くのWebデザイナー、ディレクターに参照いただいています。
24.ランディングページ集めました。
ランディングページ(LP)のみを集めたギャラリーサイトです。LPは、キレイなサイトとかスタイリッシュなサイトを作ればよいわけではありません。キレイでもスタイリッシュでなくても、『売れる』サイトであればよいということも多いです。
コンバージョンにこだわるサイトを制作する際に、参考になるデザインが見つかるかもしれません。
海外編
25.Awwwards
様々な審査員の投票によって世界中のWebサイトが掲載されているので、世界のトレンドを掴めるかもしれません。
26.CSS Design Awards
https://www.cssdesignawards.com/
CSS Design Awardsという国際的なWebデザインのアワードで、世界中から集まったWebサイトが総合評価されています。
コーディングに関する知識も広げてみよう!
HTMLコーディングなどの実装に関わる最低限の知識も、徐々に身につけていけるとよいでしょう。
基本編
27.Webクリエイターボックス
https://www.webcreatorbox.com/
Web関連の情報やデザイン、サイト制作などを記事にしているブログメディアです。
28.@IT
エンジニア向けの情報が多いニュースメディアです。
技術系の最新動向などもチェックしてみましょう。
実践編
29.Progate
HTML、CSS、JavaScript、PHPなどをゲーム感覚で学べます。
初級から上級までコースが分かれているので、初心者でも取り組みやすいです。
30.ドットインストール
プログラミングを3分動画で学べる学習サービスです。
動画なので、通勤時間などを利用して視聴できるのがいいですね。
最後に
Webディレクターの仕事をする上で、役立ちそうなWebサイトをご紹介してきましたが、
みなさんが既に、ご存知のサイトも多くあったかもしれません。
海外サイトも含めて自分自身が興味のあるWebサイトを見つけて、どんどん情報を吸収して自身の成長に繋げていきましょう。
情報のアップデートが早い業界ですので、常に最新動向に敏感でいることが大切です。
数ある選択肢の中から、クライアントにベストなご提案ができるように、更なる業務効率化を図れるように、情報収集の習慣を身につけていけるといいですね。
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