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大規模Webサイトの構築ポイント – 成功させるための体制と設計とは

数百ページ規模におよぶ大規模Webサイトのリニューアルを任されると、多くの担当者は「どこから着手すべきか」で立ち止まります。関わる人数は数十名から百名規模に達し、部署も広報・IT・法務など多岐にわたります。さらに納期や予算といった制約条件が重なり、要件が流動的に変化していく。小規模サイトでは経験則で乗り切れたことも、大規模案件では通用しません。

本記事では、プロジェクト体制の組み方から情報設計、技術アーキテクチャ、コンテンツ移行の現実的な方法まで、大規模Webサイト構築を成功させるための要点を実務目線で解説します。

大規模Webサイトの構築ポイント – 成功させるための体制と設計とは

成功のために欠かせないKGIとKPI

大規模サイト構築の第一歩は、完成後にどんな成果を出すのかを明確にすることです。経営層が掲げるビジネス目標(KGI)を具体的なWeb KPIへ落とし込み、全員が共有できる形にする必要があります。
たとえば「ブランド認知を強化する」というKGIであれば、「海外検索からの流入を前年比10%増」「製品ページの直帰率を20%改善」といったKPIを設定します。これが曖昧なままだと、公開後に「見た目は良いが成果が出ない」という事態を招きかねません。

スコープと制約条件の合意

大規模案件では「やらないこと」を明示することが、成功のための重要な条件です。

  • 翻訳は社内対応とするのか
  • EC機能は対象外とするのか
  • 法務レビューには最低2週間かけるのか

こうした制約を初期に合意しておけば、後からの追加要件でスケジュールやコストが圧迫されるリスクを抑えられます。

外部依存タスクの管理

撮影や翻訳、法務レビューといった外部依存のタスクは軽視されがちですが、最終工程で大きな遅延要因になります。作業分解図(WBS)を作成し、依存関係を明示したうえで、クリティカルパスに余裕を持たせて計画を立てることが欠かせません。

品質基準と承認ゲート

品質の判断基準が曖昧だと「完成」の基準が揺らぎます。そこで、要件定義からデザイン、実装、テスト、移行まで、フェーズごとに承認ゲートを設ける仕組みが必要です。承認プロセスを通過するごとに品質が担保され、全体として安定した進行につながります。

プロジェクト体制と進行管理ガバナンス

役割分担を明確にするRACIモデル

大規模案件で起きやすいトラブルのひとつは「誰が責任者なのか不明確」という状態です。これを防ぐには、RACIモデルで役割を定義します。

  • Responsible(実行者):実際に作業を行う担当者
  • Accountable(責任者):成果物を承認する立場
  • Consulted(助言者):専門知識を提供する人
  • Informed(報告先):進捗を共有すべき関係者

この整理があるだけで、承認待ちによる停滞が格段に減ります。

ガバナンスを回す仕組み

プロジェクトを円滑に進めるには、意思決定の場を制度化しておくことが不可欠です。

  • ステアリングコミッティ:経営層や主要部門の責任者が集まり、方向性を決定する会議体
  • 決裁ガイドライン:予算追加や仕様変更の判断基準を文書化

これにより、現場が迷いなく判断でき、不要な差し戻しも減少します。

アジャイルとウォーターフォールの使い分け

すべてをアジャイルで進めるのも、すべてをウォーターフォールで進めるのも現実的ではありません。大規模サイトでは両者を組み合わせるのが有効です。

  • UIや実装は短いスプリントで進め、ユーザーテストを繰り返す
  • 法務レビューや移行計画はウォーターフォール型で厳格に承認ゲートを設ける

このハイブリッド型の進行管理によって、スピードと品質を両立できます。

情報アーキテクチャ(IA)とコンテンツ設計

情報の迷路化を防ぐ

大規模サイトは、情報が迷路のように錯綜しやすいのが特徴です。ユーザーが欲しい情報にたどり着けない状態は致命的であり、IA設計がその解決策になります。

まずは「大カテゴリ」「中カテゴリ」「詳細ページ」の階層を明確にし、グローバルナビ・メガナビ・フッタナビに役割を分担させます。さらに、カテゴリは固定的な分類、タグは横断的なテーマとして切り分けると、情報整理の基盤が安定します。

将来を見据えた設計

IAは今だけでなく将来の拡張を前提に設計すべきです。サービス追加や海外展開のたびに構造を作り直していては、すぐに破綻します。

  • カテゴリ設計:事業領域や製品ファミリーを単位にする
  • URL設計:/service/ や /en/ のように規則性を持たせる

このような規則化が、長期的に持続可能なIAを支えます。

コンテンツ運用のルール化

ライターや部署が複数関与する大規模サイトでは、文章や表記の統一が不可欠です。ライティング規約やトーン&マナーを明文化し、レビューと承認のフローを仕組み化することで、品質を守りながら継続的に更新できる体制が整います。

技術アーキテクチャ設計とスケーラビリティ

短期最適ではなく長期運用を見据える

技術選定で重要なのは「いま動くか」ではなく「数年後も維持できるか」です。CMSを例にすると、更新性が高いニュースは従来型CMSで管理し、ブランドサイトや製品ページはヘッドレスで配信する、といったハイブリッド型が現実的な選択肢になります。

ユーザー体験を支える検索と配信基盤

数百〜数千ページ規模になると、検索基盤の質がUXを左右します。クラウド型検索を導入し、ユーザーが探している情報を素早く提示する仕組みを整えると、離脱を防ぐことができます。また、検索ログの分析はコンテンツ改善に直結します。

配信面では、CDNを活用して世界中のユーザーに高速配信し、画像や動画は自動で最適化。これらはパフォーマンス改善だけでなくSEO上の評価にも直結します。

障害と災害への備え

大規模サイトは止まらないことが前提です。バックアップや冗長化はもちろん、実際に復旧できるかどうかを定期的に訓練することが重要です。障害時の復旧目標(RPO/RTO)を定義し、監査対応まで視野に入れた設計をしておくと、安心して運用を続けられます。

デザインシステムとアクセシビリティ

デザインの一貫性を守る仕組みづくり

大規模Webサイトでよく見られる課題のひとつは、「ページごとにデザインが微妙に違ってしまう」ことです。部署ごとに制作が分かれたり、外部ベンダーが複数関与すると、色やボタン形状、フォントの使い方がバラバラになり、ユーザーに違和感を与えます。これを防ぐのがデザインシステムです。

デザインシステムでは、色や余白、タイポグラフィといった基本要素を Design Tokens として定義します。さらに、共通化されたボタンやフォームなどのUIコンポーネントを用意し、誰が作っても同じUIを再現できる状態にするのです。

Figmaとコードの連携

近年は、Figmaのコンポーネントをそのままコード化して開発に反映させる手法が一般化しています。デザイナーとエンジニアが同じ“設計図”を共有できるため、修正時の齟齬や二重作業が大幅に減ります。大規模サイトほど、この仕組みが効率化に直結します。

複数ブランド・複数サイトへの展開

一社の中で複数ブランドサイトやキャンペーンサイトを運営する場合も少なくありません。デザインシステムを導入すれば、基盤を共通化しつつ、ブランドごとに色やロゴだけを切り替えるといった運用が可能になります。これにより制作スピードが上がり、コスト削減にもつながります。

アクセシビリティ対応は必須の前提

もうひとつ、大規模サイトに欠かせないのがアクセシビリティです。国内外のユーザーが利用するサイトでは、誰もが快適にアクセスできる環境を整えることが必須条件になっています。

WCAG 2.2に準拠する実務

国際的な基準であるWCAG 2.2を踏まえると、チェックすべきポイントは大きく次の通りです。

  • 色のコントラスト比が十分か
  • キーボードだけで操作できるか
  • 画像や動画に代替テキストがあるか
  • フォーカスの位置が分かりやすいか

これらは単なる「チェックリスト」ではなく、ユーザーの利用体験を守るための最低条件です。特に公共性の高いサイトやグローバルサイトでは、訴訟や規制対応の観点からも軽視できません。

継続的な監査と改善

一度対応して終わりではなく、公開後も定期的に監査を行い、改善を続ける必要があります。新しいデザインや機能を追加した際にアクセシビリティ基準が崩れていないか確認し、必要に応じて改善を繰り返すことが、持続的な品質につながります。

ブランドとローカライズの両立

大規模サイトは、国内外の拠点や複数ブランドをまたいで展開されることが多いものです。その際に課題となるのが、ブランドの一貫性とローカル適応の両立です。

  • 国内向けには日本語コピーの丁寧さを重視
  • 海外向けには現地文化や商習慣に合わせた表現を採用
  • ただしロゴやカラーパレットは共通ルールで統一

こうした「コアは守りつつローカライズも許容する」という統治のバランスが取れていると、ユーザーに安心感を与えると同時に、ブランドの信頼性も高まります。

結論

デザインとアクセシビリティは、単なる見た目や形式の問題ではなく、大規模Webサイトの信頼性を左右する基盤です。デザインシステムによって統一感を保ち、アクセシビリティ対応で誰もが利用できる環境を保証する。この2つを両立することで、組織全体が安心して長期的に活用できるサイトが完成します。

パフォーマンス最適化と観測性(CWV/SLO/分析基盤)

パフォーマンスはユーザー体験そのもの

大規模Webサイトにおける最大のリスクのひとつは、「表示が遅い」ことです。読み込みが数秒遅れるだけでユーザーは離脱し、検索順位にも悪影響を及ぼします。特に数百ページ規模になると、画像やスクリプトが膨大になり、ちょっとした設計ミスが全体の速度に直結します。

ここで目安になるのが、Googleが定める Core Web Vitals(CWV) です。

  • LCP(Largest Contentful Paint):主要コンテンツの表示速度
  • FID(First Input Delay):ユーザーが操作可能になるまでの反応速度
  • CLS(Cumulative Layout Shift):画面のレイアウトがどれだけ安定しているか

これらを基準に「パフォーマンス予算」を設け、プロジェクトの早い段階から測定と改善を繰り返すことが欠かせません。

改善の具体策

  • 画像は自動でWebPやAVIFに変換し、サイズを圧縮
  • JavaScriptやCSSは分割し、優先度を制御
  • フォントは遅延読み込みを導入
  • CDNを活用して世界中で均一な速度を実現

パフォーマンス最適化は最後の仕上げではなく、設計初期から織り込むべき要件です。

観測性を高める仕組み

Webサイトを公開した後は、日々のパフォーマンスや障害を「どれだけ正確に観測できるか」が成否を分けます。ここで重要なのが観測性(Observability)という考え方です。

SLI / SLO / エラーバジェット

  • SLI(Service Level Indicator):測定指標(例:応答時間、エラーレート)
  • SLO(Service Level Objective):サービス提供目標(例:99.9%の可用性)
  • エラーバジェット:許容できる失敗の余地

これを設定することで、運用チームは「どこまで改善が必要か」「リリースを止めるべきか」を合理的に判断できます。

ログ・メトリクス・トレース

観測性を実現するには、以下を体系的に集めることが重要です。

  • ログ:ユーザー操作やエラー内容
  • メトリクス:CPU、メモリ、応答時間
  • トレース:処理の流れを可視化し、どこで遅延が発生しているか特定

これらをダッシュボードで統合的に見える化すると、経営層から開発者まで意思決定に活用できます。

計測と分析の基盤づくり

パフォーマンスやUX改善の効果を正しく評価するには、データ収集の仕組みが整っている必要があります。

サーバーサイド計測とタグ運用

従来のフロントエンドでの計測(タグマネージャー)は、広告ブロッカーやブラウザ制限でデータ欠損が増えています。そのため、最近はサーバーサイド計測を取り入れる企業が増えています。これにより計測精度を保ちながら、プライバシー規制にも対応できます。

また、イベント計測の要件を事前に定義し、タグ運用をガバナンスの下で管理することが大切です。無秩序にタグが追加されると、パフォーマンス低下やセキュリティリスクにつながります。

意思決定に活かす可視化

収集したデータは、マーケティングや経営層が使える形に可視化して初めて意味を持ちます。KPIごとのダッシュボードを整備し、リアルタイムで進捗を確認できる状態にすることで、改善サイクルが回りやすくなります。

結論

パフォーマンス最適化と観測性は、大規模Webサイトの「快適さ」と「信頼性」を支える両輪です。Core Web Vitalsを満たすスピードを実現し、SLI/SLOを基準とした運用監視を整えることで、ユーザーはストレスなく利用でき、運営側も安心して改善を続けられる環境が整います。

セキュリティと法令順守(OWASP/個人情報/同意管理)

セキュリティは「最後に足すもの」ではない

大規模Webサイトの構築で見落とされがちなのが、セキュリティと法令対応を初期段階から織り込むことです。後から「脆弱性診断でエラーが出たので急いで修正する」という進め方では、コストも工期も膨れ上がります。むしろ要件定義の時点で「どのレベルのセキュリティ基準を満たすか」を決めておくことが、最終的には効率的です。

アプリケーションとインフラの脅威対策

セキュリティの基礎として参照すべきフレームワークが OWASP ASVS(Application Security Verification
Standard)です。ここでは認証や入力チェック、暗号化、依存関係管理など、Webアプリに求められるセキュリティ項目が体系的に整理されています。

チェックすべき主なポイント

  • 認証・認可:不正ログインや権限昇格を防止
  • 入力検証:SQLインジェクションやXSSを防ぐサニタイズ処理
  • 秘匿情報管理:APIキーやパスワードをソースコードに残さない
  • 依存関係管理:ライブラリやプラグインの脆弱性を定期的に確認

インフラ面では、CSP(Content Security Policy)やHSTS、セキュアヘッダの設定を徹底し、通信路の安全性を担保することも不可欠です。

個人情報とクッキー同意管理

セキュリティと並行して考慮すべきが、個人情報保護法やGDPRといった法令対応です。特に近年は「Cookieの利用に関する同意(CMP)」が世界的に厳格化しています。

実務で押さえるべきポイント

  • データ最小化:収集する情報は本当に必要なものに限定する
  • 保持期間の設定:不要になったデータは削除する仕組みを明確化
  • 匿名化/仮名化:個人を特定できない形での利用を優先する
  • 監査ログ:誰がいつアクセスしたかを記録し、不正利用を防止

この仕組みを初期からシステム設計に組み込んでおくことで、後から「規制強化に追われて慌てる」事態を避けられます。

脆弱性管理と継続的なレビュー

大規模サイトは一度公開して終わりではなく、日々のアップデートで新しいリスクが生まれます。したがって、脆弱性管理を継続的に回す仕組みが不可欠です。

実務的なプロセス

  • SAST/DAST:ソースコードと実行環境の両面から定期的に診断
  • 依存関係スキャン:外部ライブラリの脆弱性を自動検出
  • ペネトレーションテスト:外部からの侵入を模擬して防御力を検証

特に公開直前と大きな機能追加時には必ずテストを行い、リスクを未然に封じ込める体制を整えることが重要です。

結論

セキュリティと法令対応は、大規模Webサイトの信頼を支える「土台」です。OWASPに基づく技術的な防御、個人情報やCookieの適正管理、そして継続的な脆弱性レビューを組み合わせることで、サイトは初めて安心して運用できる状態になります。見た目や機能以上に、この「安心の設計」がユーザーや社会からの信頼を確立するのです。

コンテンツ移行・リリース計画・運用立ち上げ

移行は「最後の一大プロジェクト」

大規模Webサイトのリニューアルでは、構築作業以上に時間と労力を取られるのがコンテンツ移行です。既存の数百〜数千ページをどのように新サイトへ持っていくのか、その計画を曖昧にすると、公開直前に大混乱が起きます。

特に大規模サイトでは、「旧サイトを完全に一気に移す」ことは現実的ではありません。優先順位をつけて段階的に移行することが重要です。

移行戦略と優先順位づけ

移行計画を立てる際には、「どのページから移すか」を明確にする必要があります。

  • 必ず見られるページ(例:会社概要、採用情報、問い合わせフォーム)
  • よく見られているページ(アクセス解析で上位にあるコンテンツ)
  • 見られやすいページ(検索からの流入が多い記事や製品情報)
  • 見られなければならないページ(法令対応ページ、プライバシーポリシーなど)

この4つの観点でページを分類し、まず「必須のもの」からサンプル移行を行います。サンプルを確認したうえでルールを調整し、本格移行に進むのが現実的です。

二重更新のリスク管理

移行期間中は旧サイトと新サイトの両方が稼働するため、二重更新のリスクが発生します。これを避けるには「旧サイトを更新する場合は新サイトにも必ず反映する」という運用ルールを徹底するか、あるいは移行中は更新を一時的に制限する仕組みを設ける必要があります。

総合テストとローンチ準備

移行作業と並行して行うべきなのが総合テストです。大規模サイトでは、単に「ページが表示される」だけでは不十分です。

確認すべきテスト項目

  • 機能テスト:フォーム送信、検索機能、ログインなどが正常に動作するか
  • 表示テスト:主要ブラウザ・端末でレイアウト崩れがないか
  • SEOテスト:旧URLから新URLへのリダイレクトが正しく設定されているか
  • 性能テスト:大量アクセス時に遅延や障害が発生しないか
  • アクセシビリティテスト:新たに追加した機能やデザインが基準を満たしているか

さらに、本番公開の直前にはローンチリハーサルを実施します。「リダイレクト一覧の最終確認」「公開可否を判断するGo/No-Go条件の合意」などを事前に決めておくと、公開当日の混乱を避けられます。

運用フェーズへのスムーズな移管

リリースはゴールではなく、新たな運用のスタートです。運用チームに引き継ぐための体制づくりを怠ると、せっかく作ったサイトがすぐに機能不全に陥ります。

運用の立ち上げに必要なこと

  • SLA(サービスレベル合意):運用で保証する応答時間やサポート範囲を明確化
  • 運用手順書:更新方法や障害対応のフローをマニュアル化
  • 運用KPI:問い合わせ対応時間、更新作業のリードタイム、障害復旧時間などを定義
  • 改善サイクル:バックログを管理し、定期的に優先度を見直す

これらを整備することで、サイトは「作って終わり」ではなく、常に改善され続ける資産になります。

結論

大規模Webサイトの公開は、単なるリリースイベントではなく、移行・テスト・運用移管を含めた一連のプロセスの集大成です。計画的な移行戦略と厳格なテスト、そして運用フェーズの立ち上げが揃ってはじめて、長期的に成果を出せるWebサイトが完成します。

まとめ

大規模Webサイトの構築は、デザインや実装だけにとどまらず、体制設計・情報構造・技術基盤・移行と運用までを統合的に設計する必要があります。成功するプロジェクトは例外なく、序盤で「ゴールを数値化し、やらないことを決め、承認フローを整理」しています。さらに、デザインシステムとアクセシビリティでブランドを守り、パフォーマンスとセキュリティで信頼性を確立し、最後に計画的な移行と運用立ち上げで長期的に成果を出せる仕組みを整えています。

もしあなたが大規模リニューアルの責任を担っているなら、まずは 成功条件を見える化すること が最初の一歩です。そして自社だけで不安を感じる部分があれば、専門的な知見を持つパートナーを活用するのが近道になります。

クライマークスでは、数百ページ規模のサイト構築やグローバル展開、複雑な移行案件を数多く支援してきました。プロジェクトの初期段階から関わることで、体制設計や要件整理の段階から伴走し、スムーズな進行と確実な成果につなげることが可能です。

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