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コラム

システム部システムディレクター K

Googleの無料資格取ってみた!必要・不要?

皆さん、ご存知でしょうか。
無料で取得できるGoogleの認定資格があることを。
ご存知でも受けていない方は、意外と多いのではないでしょうか。

私も以前から、気にはなっていました。
しかし、勉強方法などの情報がいまいちまとまっていなかったこともあり、ほんの先日まで認定テストを受けてもいませんでした。

そんな中、2018年1月に認定資格を取得できるWebサイトが「Google Partners」から「Academy for Ads」というサイトに移行。
オンラインコース、理解度テスト、認定資格のすべてが1か所にまとまり、取得方法が分かりやすくなりました。

今回実力試しを兼ねて認定資格を取得してみましたので、紹介させていただきます。

大きく4つの種類がある

Googleの無料資格には、大きく分けて4種類あります。

  • Google Ads 認定資格
  • オンライン広告(セールス向け)認定資格
  • Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • モバイルサイト認定資格

「Google Ads 認定資格」に関しては細分化されており、「AdWords基礎理解度テスト」に加え、下記の中から必要なものを受験することになります。

  • Google 広告ディスプレイ認定資格
  • Google 広告モバイル認定資格
  • Google 広告検索認定資格
  • Google ショッピング認定資格
  • Google 広告動画認定資格

そのため、「Google Ads 認定資格」は、受験した応用の認定資格のみ合格証明書が発行されます。
以前は、上記のうち一つでも合格すれば「Google Ads 認定資格証」というものが発行されていたようです。

ちなみに今回は、私は下記の資格を取得してみました。

  • Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • モバイルサイト認定資格
  • Google 広告ディスプレイ認定資格
  • オンライン広告(セールス向け)認定資格

取得方法 ― 24時間以上後には再受験可能

どの認定資格も「Academy for Ads」に、Googleアカウントでログインすると、すぐにWeb上でテストを受験することができます。
もし、不合格でも24時間以上経つとまた、再受験できるので、とりあえず受けてみるというのもありです。
テストに合格し、学習ガイドでの学習が完了すると認定書が発行されます。

勉強方法 ― 公式の学習ガイドあり

各認定資格には、公式の学習ガイドがあります。
公式ということもあり、常に最新の情報が掲載されていますし、出題範囲も基本的には網羅されています。
また、理解度に出題されなくても、Googleの指標や考え方が身につくのでとてもおススメです。

難易度 ― 運用経験や知識があれば十分合格可能

どの資格も運用経験や知識がある人であれば、公式の教材や学習ガイドでしっかり勉強するだけで、十分合格することができると思います。
全て選択式なので、運用経験があればなんとなく分かるはずです。
土曜日に勉強をし、日曜日に理解度を受け、合格することも十分可能でしょう。

AdwordsやAnalyticsの管理画面を見たことがないと言う方は、勉強してもなかなかイメージが掴みづらいと思いますので、テストを受けるよりも先に一度触れてみることをおススメします。

こんな方には、こんな資格がおススメ!

(1) Google Ads 認定資格

こんな方におススメ
Web担当者、Webマーケッター

内容
「AdWords基礎理解度テスト」のテスト内容は、Google 広告キャンペーンの管理や最適化に関する効果的な設定方法だけでなく、そもそもオンライン広告を掲載することの利点を学ぶことができます。
必要な知識に応じて、資格を選んで受けることができるので、無駄なく勉強することが可能です。

(2) Google Analytics 認定資格

こんな方におススメ
Web担当者、Webマーケッター、ホームページ運営者、Webディレクター

内容
Googleアナリティクスの基本的な知識や仕組みを学ぶことができます。
具体的には

  • プランニングと仕組み
  • 導入とデータ収集
  • 設定と管理
  • コンバージョンとアトリビューション
  • レポート
  • 指標
  • ディメンション

といった項目に関する問題が出題されます。
  
WebマーケッターにとってはGoogleAnalyticsはマストなツールですが、存在は知っているけれども使っていなかった機能などを知る機会になります。

(3) モバイルサイト認定資格

こんな方におススメ
フロントエンジニア、Webディレクター

内容
モバイルサイト認定資格は他の認定資格とは違い、若干内容がエンジニア向けです。
具体的には

  • モバイルサイトの重要性
  • モバイルサイトの処理速度の向上方法
  • 効果的なモバイルUXの作成方法
  • AMPやPWAといった最新のウェブテクノロジーについて

といった項目に関する問題が出題されます。
Web制作において、もはや必須のモバイルサイトにおいて、何が重要なのかを体系的に学ぶことができます。
要は処理速度とUXということでしたが、エンジニアである私にとっては、一番この認定資格がためになりました。

最後に

いかがだったでしょうか。

なかなか勉強時間がとれないけど、Googleの認定資格をとりたいと考えている場合は、気軽な気持ちで一度、認定テストを受けてみてはいかがでしょうか。
テストを受けることで、毎日の業務やキャリア形成に役立つ知識が身につくと思います。

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Webサイトの戦略を策定するために、ユーザビリティ・アクセシビリティの観点から、アクセスログ解析やヒューリスティック調査、ユーザー調査などで現状のWebサイトを分析していきます。

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