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Journal

クライマークス社員のノウハウを、コラム、ケーススタディ、インタビューなどでご紹介

お客様の声

 

ミルボンが目指すコミュニケーションを実現するには何が必要か。そんな会話をこれからもしていきたい

ミルボンは、美容室専用のヘアケア製品、ヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカーです。1965年の創業以来、美容のプロフェッショナル人材の育成や課題解決支援を通じて国内外の美容室の成功を支援。また、多彩な製品によって、美容室を訪れる人の美しい生き方を応援しています。
クライマークスは、同社のコーポレートサイトを制作。今回、同プロジェクトの担当者であるお二人にお話を伺いました。

※座談会はマスクを着用し、ソーシャルディスタンスや換気に十分配慮しました。撮影も可能な限り短時間で行いました。

株式会社ミルボン
https://www.milbon.com/
管理部 コーポレートコミュニケーショングループ 広報室
マネージャー: 木村義則さま
サブマネージャー: 腰野祥子さま
クライマークス
プロデューサー: 大槻
アートディレクター: 曹
ディレクター: 高中

課題・背景サステナビリティ情報の発信強化とサイト群の整理が主な目的

大槻

本日はお忙しいところありがとうございます。まず、コーポレートサイトリニューアルの背景から、改めてお聞きしたいと思います。

木村

まず、サステナビリティに対する社会からの要請が大きかったですね。
会社としてサステナビリティに本気で取り組もうと動き出すと、社会に対する情報発信が不可欠ということが見えてきました。では、どこで発信するかというと、間違いなくコーポレートサイトです。ただ、当時のサイトは、会社の基本情報をできるだけシンプル、正確に発信していくものだったので、社会の新しい要請に応えて、企業活動を積極的に発信していくにはフレームとして適切ではありませんした。
もうひとつ、リニューアルの背景として、海外事業が盛んになる中、各国・地域のサイトが林立するようになった状態を何とかしたいというのもありました。
コーポレートサイトを時代の要請に合わせてリニューアルし、国内外にグループ情報を伝えていくプラットフォームに——そんな話になったのは2020年8月ごろです。
構築には制作会社を選ぶコンペを実施する必要があると考えて、僕の方で数社に相談。あと、入社したばかりの英語が得意な社員に協力してもらって、グローバル発信している企業のサイトを構築している会社を探してもらいました。その中に御社も入っていたんです。

ミルボン 木村さま

(左)ミルボン 腰野さま (右)ミルボン 木村さま

初回訪問から提案まで見落としや気づいていないことも指摘してくれそう。安心感が一番の決め手

木村

実際に比較検討したのは、御社と既存の業者の2社です。大槻さんにコンペ参加のご相談をしたのは、2020年の秋ごろでしたか。

大槻

そうですね。
お問い合わせいただいて、僕が最初に考えたのは座組みでした。というのが、リニューアルのテーマがグローバルサイトも含めたサイト群の再構成で、難易度が高いことが見て取れたからです。そのため、この領域に実績が豊富なメンバーを最初のヒヤリング段階から同席させました。
我々の初対面の印象、どうでしたか?

木村

めっちゃよかったですよ。○○システム!みたいな硬い感じのノリだったらヤダなと思ってたんですけど、全然そういう雰囲気ではなかった。

大槻

コンペでの印象はでどうでしたか?

木村

大槻さんたちと対面したときの印象はフランクでしたが、資料はすごくきちんとしていました。提案も非常にかっちりしていましたね。
コンペでは、僕らがあまり気にしていなかったステップに力を割かなきゃいけないとおっしゃってたのがすごく印象的で。僕らWebの専門家でない人間からすると、ちゃんとでき上がるか不安は非常に大きい。そんな中で、クライマークスさんなら、僕らの見落としや気づいていないことをご指摘、バックアップしてくれるなと。この安心感が御社に決定した一番大きな決め手でした。

要件定義「デザインはこう考える」というのを、まざまざと示してもらった

大槻

そこから、要件定義のフェーズに入っていくわけですが、腰野さんがジョインされたのもそのころでしたよね?

腰野

そうですね。私は、要件定義資料の分厚さにまずビビリまして(笑)。これを読み込んで打ち合わせに臨まなければいけないのか!みたいな(笑)。
でも、それだけ多角的に道筋を我々に示してくださるんだなと。前職で何回かコーポレートサイトリニューアルを担当、お付き合いしたベンダーさんもたくさんいるんですが、こんな緻密で多角的な資料は見たことがなかったです。

木村

要件定義フェーズで特に印象に残っていたのは、僕はやっぱり曹さんです。サイト全体のデザインの方向性を、ポジショニングから示していただいた提案ですね。
「デザインはこういうふうに考えるんだ」ってことを、まざまざと示していただいた感じです。社内のメンバーにも資料を見せたんですが、「はー」って、感嘆符しか出ない(笑)。

ありがとうございます!なんか照れますね……(笑)。
今回僕にとって一番難しいテーマ、ミッションだったのは、ミルボングループのブランドイメージをWeb上でどう策定していくかでした。
既にグローバルで浸透しているブランドイメージを崩さずに、どうやって新しいものを作っていくか。そこが非常に力を入れたところです。ポジショニングなどについても、新しいイメージを出しつつも、既存のブランドイメージを維持する、そのギリギリのところを、バランスを見ながら考えていきました。

腰野

デザインって感性的なもので、担当者が好き嫌いで判断できてしまう。ただ、コーポレートサイトは、それぞれ意見を持ったすごくたくさんの社員や経営陣に、完成したものを受け入れてもらって、尚且つ使ってもらわなければいけない。
曹さんが一つひとつ言語でロジカルにご提案くださったから、我々も「これはこうだからこういうデザインにした」と示すことができました。

木村

あれが今も生きてるんです。「サイトにこれを入れてほしい」とかって要望は無限に出てきますが、それを「全体のデザイン設計はこうだからこうしなきゃいけない」っていうと納得してくれます。
それに、曹さんのデザインの考え方は、広報をやっていると応用できるものが多い。

腰野

そう。私も、全く別の媒体をお願いしているデザイン会社さんに自分の意図を伝えるとき、曹さんを見習って頑張って言語化しています。
あと、曹さんのこととは別の事例がありまして。同じように、デザイナーさんに自分の考えをどう言語化して伝えればいいかをWebで調べていたら、「Webデザインにおけるキーワードとその表現方法」みたいなサイトが出てきた。いいこと書いてあるなと思って真似したんですが(笑)、それが御社のコラムだったんです(https://www.climarks.com/column/column/20190523.html)。

(左)ミルボン 腰野さま (右)ミルボン 木村さま

クライマークス (左)大槻 (中)曹 (右)高中

構築並走しているのがわかって、ありがたかった

大槻

構築フェーズからはディレクターがメインとなっていきましたね。高中さんはどういうことに気をつけながらやってました?

高中

意識していたのは、ハブ的な役割ですね。
制作側って各役割でそれぞれ思いがあって、ときに対立することもあります。例えば、クリエイティブなものを作ろうとすると、システム的にそれが実現できないとか。そのチューニング役が、私の使命かなと思いました。
なので、アウトプットひとつをご提出するときも、社内のメンバー一人ひとりとかなり議論を重ねました。

腰野

高中さんがそうやって社内のいろんな方とコミュニケーションしてくださる成果は、すごく感じていて。久しぶりにお話しするクライマークスメンバーの方も、プロジェクトの現在の課題をきちんと共有している。ちゃんと並走していただけているのがわかって、心強かったです。

木村

構築が始まって、最初は「クライマークスさんのリードに乗っかればいいや」ぐらいの感覚でいたんですが、お話を聞きながら「本当にできんのかな?」と思い出して。僕自身、コーポレートサイト構築全体を受け持った経験がなかったので、自分で判断できないことがいろいろありました。だから、社内の判断できる人に相談したりしていたのですが、システム領域の話になると、そもそも説明ができない……。
そういうとき、もう一人のディレクターである吉崎さんには踏ん張っていただいたと、つくづく思っています。

腰野

専門用語がわからない私たちが間に入るとから却って役に立たない中、個性強めのシステム部門のメンバーとコミュニケーションを重ねていただきました。

木村

本当に粘り強くやっていただいた。だからこそ、僕たちはWeb担当者として、サイト全体のゴールを示し、方向付けをする役割に徹することができました。

クライマークス 高中

公開~社内外の反響~今後公開したときは、「いよいよ始まるな」って思った

大槻

公開した後、どんな反響がありましたか?

木村

社内は、公開した瞬間にいろんな反応がありました。「思いっきり変わったね」とか「えらい情報量増えたね」とか。

腰野

「ここにこんなことを載せてほしい」とか、「もっとこういう情報発信したい」ってリアクションもたくさんもらいました。
社外は、うれしい悲鳴なんですが、海外からのお問い合わせ、英語のお問い合わせがすごく増えましたね。

木村

IRのチームからは、「このサイトでこういう情報を見た」みたいな話が増えたと聞いています。あとは、原料会社から研究側に、サイトの掲載内容に対する問い合わせがあったり。

腰野

リニューアルの理由のひとつだったサステナビリティに関しては、ミルボンとして情報を積極的に発信する場所ができました。

木村

そう、サステナビリティについて外部機関から評価を得ていく際に必要な情報を載せることができるので、評価基準を満たせるようになりました。
当初考えていた国内外に向けて企業として発信したいというところに関しては、第一段階はクリアしたと思っています。

大槻

お二人は公開したとき、どんなお気持ちでしたか?

木村

普通だと「ようやくできたな」って感覚なんでしょうけど、全く逆で、「いよいよ始まるな」って思ったんです。子育てが始まるみたいな感覚。ちょっと緊張しましたね、ちゃんと活用していかなきゃなって。

腰野

私も全く一緒。マイルストーンの一つが終わったみたいな感じでした。

木村

今後は、情報をもっと充実させていこうと考えています。営業がお客さんに見せたり、IRチームが個人投資家向けへの情報提供するときのものとか。何より、僕らが企業を説明する上で使うものをどんどん増やしたいですね。
具体的には、うちの事業のモデル、ビジネスの特長や固有性をわかりやすく伝えていくようなコンテンツです。あるいは、我々が提供する「Made by Milbon」という価値を、グローバルに伝えていく際に使えるようなものです。

大槻

そんな中で、我々に今後期待することを最後にお伺いできればと思います。

木村

ミルボンのことを、どんどん知っていただきながら、コーポレートサイトにおけるパートナーとして、一緒にこの会社を育てていっていただきたいって思います。
依頼を受けて何かやるではなくて、「ミルボンならWeb空間においては、こういうことを訴求すべき」とか、「ミルボンの目指すコミュニケーション実現のためには、こういうものが必要」みたいな会話を、これからもしていければなと思っています。

大槻

ありがとうございます!そうですね、我々も「ミルボン」への理解をより深めながら、パートナーとして一緒にWebサイトを発展させていければと思ってます。
本日は、本当にありがとうございました。

集合写真

Web制作

大規模コーポレートサイトからサービスサイトやサテライトサイトまで、アートディレクションと情報アーキテクチャ設計を融合した、クリエイティブで訴求力の高いサイトを構築します。また、フロントエンドのみならずバックエンドのシステム構築、デジタルマーケティング支援までを総合的に提供しています。

コーポレートサイト制作

ターゲットユーザーすべてを見据え、競合他社を圧倒する企業・サービスのブランディング確立を目的としたコーポレートサイトを制作します。

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