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グローバルサイト構築を成功させる翻訳者選び、6つの注意点

グローバルサイトをつくる際に必ず必要な翻訳作業。その翻訳を簡単に考えてはいませんか?

「翻訳作業とは、翻訳会社や翻訳者に丸投げするだけで上がってくるもの」

では、ありません。

グローバルサイトとしてのHP制作を行う中で、翻訳をどのように進めていくかは最も重要なプロセスです。

ターゲット言語(国)の文化や、業界・企業文化(ターゲット)を熟知した上で言語展開しなければ、ターゲットに寄り添った文章とはかけ離れてしまい、サイトに訪れても納得感を得ず、離脱してしまうことが考えられます。

今回は、翻訳を依頼する際の6つの注意点をご紹介します。

1 何語で読むどんなユーザーがターゲットか?

まず翻訳者、翻訳会社へ依頼する前に、Webサイトを閲覧するメインのターゲットユーザーを設定しましょう。

翻訳を依頼する際に、想定する閲覧ターゲットを決めておくことで、翻訳者もどのような訳文にするかのイメージができます。
ターゲットには、「主に何語で読むユーザーか」と「(一般ユーザー/同業者/投資家など)どんな特性のユーザーか」を明らかにする必要があります。

【主に何語で読むユーザーか?】
一般的なグローバルサイトとするなら、アメリカ英語が基本となりますが、中国・アジアなどがメインターゲットである場合、その国・地域の翻訳を主に考える必要があります。

また、同じ言語でも違いのある言語があります。

  • アメリカンイングリッシュ(アメリカ英語)とブリティッシュイングリッシュ(イギリス英語)
  • 中国語にも中国本土で使用される簡体字に対して、主に台湾で使用されている繁体字
  • スペイン国内と南米で使用されるスペイン語

これらは一例ですが、同じ言語で括られていてもそれぞれに特性があるため、依頼の際には注意が必要です。

【どんな特性のユーザーか?】
誰に訴求したいかを考えることは翻訳においても重要です。
専門性の高いニッチな製品を扱うメーカーのサイトでも、コーポレートサイトであれば、一般ユーザー、投資家、採用希望者など、あらゆる人たちがターゲットになります。

2 そもそも翻訳が本当に必要か?

ターゲットを設定できたからと言って、まだ依頼してはいけません。

翻訳しようとするコンテンツ・ページが、ニュース、イベント情報などによく見られる、国内のみに向けたコンテンツかどうかを見極めましょう。
ホームページ全ての文章を翻訳するかどうか、グローバルサイトとして翻訳が本当に必要かを精査すれば、コストの削減にも繋がります。

3 企業独自の固有名詞などをまとめた「用語集」を作成する

翻訳者は業界の特性を理解したとしても、企業独自の固有名詞までカバーすることはできません。

翻訳作業用に用語集を事前に用意しておくと、ページごとの品質のバラつきを避けることができます。
具体的に用語とは、「部署名」、「社員名」、「製品名(特許製品)」、「サービス名」などがあげられます。
更に、用語集を作成しておいたことにより、お客様・翻訳者/翻訳会社の双方でチェックする際の便利な参照ツールとしても活用することができます。

また、ほとんどの翻訳会社や翻訳者は、翻訳支援ツールというものを使用しています。
これは、対訳されたデータベースを翻訳対象の原文に照らしあわせ、該当する用語や似た文章を検索するツールです。そのため、用語集を渡せば、翻訳者がデータベース化し、翻訳作業の効率もアップ、品質も維持できます。

4. 翻訳者、翻訳会社を見極める3つのポイント

ここまでで、やっと翻訳会社に依頼する準備が整いました。

しかし、案件にマッチした翻訳者、翻訳会社であるかどうかを見極めなければ、ここまでの準備も無駄になります。

ポイントは次の3つ。

  1. その業界に精通しているか
  2. TOEICの成績を過信しない
  3. 訳文チェックの体制があるか

まず、「1.」ですが、どの業界にも、業界・企業文化に即した独自の用語や言い回しがあります。
この特性を全く知らない翻訳者や翻訳会社に依頼して、上がってきた原稿はきっと満足できるものではないでしょう。

次の「2.」ですが、TOEICのハイスコア保持者、技術翻訳者は、必ずしも期待する文章を書けるとは言えません。
翻訳者として、その専門分野でキャリアのあるプロのネイティブに依頼することがゴールの近道へと繋がります。

そして「3.」翻訳者の訳文についてのチェック体制があるかないかを聞いておくことは大変重要です。
チェッカーによって、翻訳者の訳文の質を向上させることができるためです。
一般的な翻訳会社にチェッカーは常駐していますが、個人の翻訳者のほとんどはチェッカー不在のため、体制があるかどうかを確認した上で、翻訳会社、翻訳者どちらに依頼するかを考える必要があります。

5 念のため、トライアル翻訳を依頼する

5つ目のポイントは、トライアル翻訳です。
トライアル翻訳とは、その名の通り、お試しで翻訳してもらうことを言います。

翻訳者の経歴を詳しくヒアリングして、マッチした翻訳者が見つかったとしても、トライアル翻訳を依頼する方が安心です。

トライアル翻訳が可能かを相談することは、ごく一般的。気軽に問い合わせてみましょう。

6 短納期での翻訳は避ける

短納期で上がってきた訳文に品質の高い文章を求めることはできません。

翻訳者は、お客様の文化を理解するために、案件ごとに業界・企業研究をしてから翻訳に臨むことで、最適な翻訳を行うことができます。
短納期では、この重要なプロセスがスキップされることになります。

短納期のため、品質の悪い訳文が納品されることになれば、社内校正や修正に、結局、多大な時間を費やすことになります。別の翻訳会社や翻訳者に再翻訳を依頼することも想定され、無駄な予算損失にもつながります。

最後に:
Google翻訳などのWebサイトの自動翻訳サービスの質を聞かれることが多々あります。
まず翻訳の前提条件として、Googleなどの自動翻訳は、国の文化や、業界・企業独自の文化に即した言い回しに対してフォローすることはできません。

また、SEOの観点からもGoogleなどの自動翻訳サービスを使った翻訳は推奨していないことを、GoogleのMatt Cutts氏が次のように見解を述べています。
「Google翻訳のような一般に公開されている、Webサイト上の自動翻訳サービスを使った翻訳文章は、GoogleのWebガイドライン違反に相当する「自動生成ページ」に該当し、もし、ホームページ制作において、翻訳が難しい場合にはウィジェット(「言語を選択する」と書かれた言語切替機能)を使用することが好ましい」

Matt Cutts氏:
Googleのスパム対策チームのリーダー。検索品質チームとともに検索エンジン最適化問題の対策にあたっている。

出典: Google Webmasters/ How should I handle localized content?(動画)

6つのポイントを紹介しましたが、各ポイントに注意しながらパートナーを選定すれば、期待する翻訳へのゴールと近づくでしょう。

翻訳

ホームページ制作・会社案内・カタログ・映像などの広報活動におけるローカライズ翻訳はネイティブによる翻訳またはネイティブチェックが重要視されます。クライマークスでは経験豊富な専門性の高い翻訳者が、お客様のご希望するトーンとマナーに沿った翻訳を提供し、各ツールへの最適化を実現します。


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